業界記事

【特定技能外国人】 JACがサポート強化/一時帰国費用負担やCCUS支援など

2023-03-22

 建設技能人材機構(JAC)は、特定技能外国人の受け入れサポートで新たに▽一時帰国支援▽建設キャリアアップシステム(CCUS)手数料支援―について4月1日にスタートさせる。このほか、無料で学べるやさしい日本語講座、教育訓練支援、受入れ後講習についても支援を充実させている。特定技能外国人のスキルアップ、働きやすい環境づくりの支援を進める。
 一時帰国支援は、1人につき5万円で、対象となるのは2年以上にわたり同一受入企業で継続勤務した1号特定技能外国人。4月1日以降に一時帰国後、同一受入企業で就労を継続している人が対象。支援金は受入企業へ支払いとなる。支援金の申請に必要となるため往復の航空券の半券などの保管を求めている。
 CCUSについては、建設特定技能受入計画の認定要件の一つに、受入企業、1号特定技能外国人のCCUS登録が必要になっている。手数料支援として企業側が払っている管理者ID利用料(1万1400円/年)については、支払い後にJACから全額返金する対応となる。また、1号特定技能外国人の能力評価手数料(4000円/人)はJACが全額負担し、建設技能者能力評価推進協議会事務局へ直接支払うとしている。
 このほか、無料で実施しているやさしい日本語講座は、今年に入って実施している初級、準中級、中級、上級の4コース体制で開講する。オンライン以外の講座拡充を図りたいとしている。
 教育訓練支援は、特定技能1号~2号まで優秀な外国人人材の採用・育成を支援する。雇用予定の受入企業には、基礎教育や採用活動のサポート。すでに雇用している企業には、スキルアップ技能研修サポート、特別教育・技能講習など支援する。
 3月以降に国際建設技能振興機構の主催で実施の受入れ後講習は受講料(1万5400円/人)をJACが全額負担する。
 

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】10時~18時
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野