国土交通省は、自動化施工の現場導入促進に向けた技術的な議論を進めるため、公募していた建設機械施工の自動化・自律化協議会の「自動施工機械・要素技術サブワーキングメンバー」を選定した。自動化施工の研究・開発・製造に関する専門知識を有する人や、新しい技術の導入・開発に意欲的な人を求めた結果、建設機械メーカー、建設業、スタートアップ企業など27団体・46者の応募の中から、26団体・43者をサブワーキングメンバーに決めた。
今回選定されたのは、▽ARAV▽住友重機建機クレーン▽古河ロックドリル▽キャタピラージャパン▽酒井重工業・JIG-SAW▽西尾レントオール▽大林組・宮本組・砂子組・EARTHBRAIN・SafeAIジャパン▽DeepX▽技研製作所▽大成建設・大成ロテック▽アクティオ・ORAM▽エクサウィザーズ▽アラヤ▽コベルコ建機・安藤ハザマ▽IHI▽建ロボテック▽日立建機▽富士建・カナモト▽コーワテック▽西松建設・カナモト▽ワイズ・フクザワコーポレーション▽小松製作所▽佐藤工務店・三洋テクニックス・東北大学▽不動テトラ・ソイルテクニカ▽運輸デジタルビジネス協議会・千葉房総技能センター・伊藤忠TC建機・EP Rental▽NEC―となる。
国交省では、自動化施工に関する安全対策のルールや関連基準の整備に当たり、自動施工機械の性能・機能等を確認するための現場検証を予定しており、検証に先立ち検証項目や検証方法を検討するための人材の参画を呼び掛けていた。今後も公募を継続する方針で、随時応募を受け付けている。公募要領や参加提案書は国交省のホームページからダウンロード可能。