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　情報化の促進に貢献した取り組みを表彰する本年度の「情報化月間」における国土交通大臣表彰の対象が決まり、建設関係では古野電気（本社・兵庫県西宮市）が栄誉に輝いた。GNSS（衛星測位システム）と水中ソナーを組み合わせ、浚渫工事における出木形管理を従来よりも容易にすることを可能にしたシステムを開発・普及させ、土木工事における情報化の促進に貢献した業績が高く評価された。 　同社のシステムにより、工事区域におけるグラブ浚渫船の位置やグラブ位置、浚渫測深を高い精度で測定、表示、誘導することで、施工費用の削減や施工管理の効率化、施工性の向上、屋外作業の安全性向上などにつながっている。