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【就任会見】 田中良生国土交通副大臣「戦略的な社会資本整備を」

2016-08-10

 田中良生国土交通副大臣は就任会見を開き、「経済成長や地域の活性化を担う一番国民生活に密着した政策を進める国交省の職を希望して、今回任に当たることになった。石井大臣を先頭にチーム国交省として新鮮な力になって頑張りたい」と抱負を語った。
 また、「石井大臣は『生産性革命元年』を掲げており、ストック効果を高める戦略的な社会資本整備を進めていく。安心・安全の確保と生産性向上に寄与する社会資本整備をリンクさせる国土交通行政に取り組みたい」としながら、「取り組みを進めるに当たっては国交省が持つ現場力、これまで蓄積してきた多くの知見やノウハウを最大限発揮できる環境を副大臣として作っていきたい」との姿勢をみせた。
 政府が2日に閣議決定した経済対策に関しては、「未来投資を実現する経済政策の進め方に沿って、環状線の整備も首都機能強化という部分では一日も早い整備を進めていかなければならない。リニア中央新幹線や整備新幹線の整備も加速したい。外国人観光客4000万人時代に向けたインフラ整備も進めて、中長期的な基盤をつくっていく。また、熊本地震や東日本大震災からの復興と併せて防災対策も強化していきたい」とした上で、「必要となる予算の確保と適切な執行に取り組みたい」と話した。
【略歴】たなか・りょうせい
 1963年11月生まれ。立教大学経済学部卒。衆議院議員で当選3回。選挙区は埼玉県第15区。担務として安全・危機管理、海上保全関係施策、国土政策、都市、道路、海事、港湾、航空、北海道開発、観光関係施策の総括を行う。

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