業界記事

【民間開発】 虎ノ門一丁目東地区の再開発は22年度に建物着工 ほか

2020-09-10

 東京都港区で計画される虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業の都市計画手続きが始まった。今後、東京圏の国家戦略特別区域の特定事業の認定を目指しており、2021年度の組合設立認可、22年度の施設建築物工事着工、25年度の竣工を予定する。事業参画パートナーとしては都市再生機構、日本土地建物、住友不動産が参画している。
 所在地は港区虎ノ門一丁目4番、5番、8番。敷地面積は約6400㎡。施設規模は地下5階地上30階建て延べ床面積約12万6000㎡で、高さは約180mとなる。
 主な用途は事務所、店舗、ビジネス支援施設など。駅と一体的な国際的なビジネス交流拠点の形成に向けた都市基盤を拡充するため、東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」と周辺街区を結ぶバリアフリーの地下歩行者通路や、隣接する東京虎ノ門グローバルスクエアと一体となった地下および地上駅前広場を整備する。また緑豊かな広場の整備、区道1011号線の電線類地中化・表層整備による歩行環境の改善を図る。
 
【民間開発】西麻布三丁目北東地区の再開発は組合設立認可に
 
 東京都は10日、港区で計画される「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」の組合設立を認可した。これまでに野村不動産(新宿区)とケン・コーポレーション(港区)が事業協力者となっており、今後は正式に参加組合員として事業に参画する。施設は超高層棟と寺社(3棟)で構成し、2021年度の権利変換計画認可、22年度から解体工事を含む工事に入り、26年度の竣工を目指す。
 施行地区は港区西麻布三丁目および六本木六丁目地内。区域面積は約1・6ha。
 規模は超高層棟が延べ床面積約9万6000㎡(高さ約200m)、寺社が2730㎡。主要用途は約500戸の住宅、事務所、商業、ホテル、子育て支援施設、神社・寺院および付属建築物となる。
 周辺市街地と調和した緑豊かで魅力ある複合市街地の形成を行う。また補助10号線(テレビ朝日通り)の拡幅や周辺地区との回遊性を高める歩行者デッキ、地域の拠点となる広場を整備する。併せて地区内の3つの寺社を再整備し、まちの歴史を継承していく。宿泊機能では外資系ホテルを誘致する計画だ。
 

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