国土交通省は本年度の多様な入札契約方式モデル事業のうち、先行支援案件に選定した香川県高松市と善通寺市の2件の支援事業者を決めた。高松市の給食センター建設事業はアクア(東京都中央区)、善通寺市の新庁舎建設事業は明豊ファシリティワークス(東京都千代田区)が担当する。
高松市はCM方式や設計段階から施工者が関与する方式など、善通寺市はCM方式を想定しながら入札・契約方式は基本計画段階で整理・検討する意向を示している。今後、各支援事業者が事業の性格や地域の実情に関する課題の整理、新たに導入する入札・契約方式で必要となる諸手続きの支援を行い、最適な方式を提案する。
なお、このほど追加支援案件に決まった▽神奈川県小田原市の市民ホール建設事業▽滋賀県野洲市の病院建設事業▽高知県中土佐町の新庁舎、消防分署、保育所建設事業の3件については今後、支援事業者を選定する。