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　東京都江戸川区で計画される「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」について12日に起工式が行われた。事業には参加組合員・特定業務代行者として野村不動産、タカラレーベン、清水建設の3社が参画する。地上33階建てを中心とした3街区の再開発ビルの新築が中心となり、全体延べ床面積は約8・9万㎡。全体の工事完了は2026年1月を予定する。設計・施工は清水建設が担当。総事業費は約496億円となる。

　計画地は江戸川区南小岩六・七丁目地内で、フラワーロード商店街の入口に位置し、小岩駅前の顔となる施設を目指す。

　施設規模は、Ⅰ街区は商業、オフィス棟とし、地上10階建て延べ床面積約7122㎡。Ⅱ街区は住宅、商業、業務、駐車場とし、地下1階地上22階建て延べ床面積約2万9045㎡。Ⅲ街区は住宅、商業、駐車場、公共駐輪場が入り、地下1階地上33階建て延べ床面積約5万2690㎡。住宅総戸数は601戸。また低層部には生活利便機能を備えた店舗や事務所などを整備する予定だ。

　Ⅰ街区は20年12月の完成、Ⅱ街区は8月の着工、22年5月の完成、Ⅲ街区は23年1月の着工、26年1月の完成を予定している。