日本建設業連合会(日建連)は4日、第4回けんせつ小町活躍推進表彰の受賞活動10件を発表した。最優秀賞には、初めて発注者側として応募した国土交通省中部地方整備局愛知国道事務所「けんせつ小町・チーム〝愛〟」が選ばれた。
今回は30社(団体)91件の応募があり、2月26日に開催した選考委員会で、最優秀賞1件、優秀賞3件、トップランナー賞1件、特別賞5件を選出した。
最優秀賞は、建設会社、設計会社、地方・国など産と官で働く女性技術者で結成。女性の働きやすい環境整備や働き方改革をテーマとする勉強会や意見交換会等を実施。継続性や業界内への波及効果も評価された。
また今回の受賞者を見ると、一つの現場にとどまらず、組織横断の取り組みや「働き方改革の推進」「建設業のイメージアップ」を意識した活動が増えたのも大きな特徴。表彰式・受賞活動発表会は5月8日に経団連会館で行われる。
受賞者と活動主体の名称は以下のとおり。
【最優秀賞】
▽国土交通省中部地方整備局愛知国道事務所=「けんせつ小町・チーム〝愛〟」
【優秀賞】
▽鹿島建設=〝町を元気に!〟地域の活性化とCSR活動
▽熊谷組=熊谷組×大妻女子大学・女子大生が考えた仮囲いを実現
▽五洋建設=ICTチーム・日本とBIM/CIMグループ・シンガポール
【トップランナー賞】
▽清水建設=竹迫由美子国際支店営業部長
【特別賞】
▽竹中工務店=女性の活躍は当たり前!世界一のこまちチーム『ATG54』
▽東急建設・長谷工コーポレーション・前田建設工業・三井住友建設=晴海プラチナ会結成による会社の枠を超えた仲間づくり
▽三井住友建設=HACHIガール~魅せる現場づくり~
▽三井住友建設=〝女性活躍ステージ〟からの現場働き方改革
▽若築建設=平成29年度名二環春田6高架橋中下部工事作業所