業界記事

【NEXCO東日本】 20年度までの4年間に2兆円超投資

2017-04-28

 NEXCO東日本は2017年度から20年度までの4年間を対象とするグループ中期経営計画を策定した。4年間を「将来のありたい姿を実現するために挑戦し、飛躍する期間」と位置付け、高速道路事業では約2兆円で高速道路の新設・改築、特定更新・修繕事業などを進める。また、料金収受機械やETC設備の整備、老朽化更新には約1300億円を投じる。関連事業では商業施設の新設・増改築・老朽化更新、技術センター(仮称)整備、システムのリプレースなどに約480億円を投資する計画だ。  高速道路事業の主な投資内容は、▽東京外環道(三郷南~高谷JCT、大泉JCT~中央JCT)▽横浜環状南線(釜利谷JCT~戸塚)▽4車線化事業(常盤道、上信越道、館山道等)など。  高速道路リニューアルプロジェクトでは、橋梁現況調査を全体の約6割で行う。大規模更新工事は橋梁床版取替工事を約50橋で進める。大規模修繕工事は橋梁が約330橋、土構造物が約450カ所、トンネルは約10カ所が対象となる。  防災・減災の強化では、ロッキングピア耐震補強として高速道路会社管理橋梁で71橋、高速道路跨道橋は69橋で行う。さらなる耐震補強は高速道路会社管理の370橋が対象となる。  交通事故の削減に向けては、人の立入防止対策を約190カ所、動物侵入対策を約170㎞で実施する。  付加車線事業や工事規制の工夫を行う円滑な交通確保では、関越道で▽嵐山小川IC~花園IC(上り線、約3・9㎞)▽同(下り線、約1・5㎞)▽高坂SA~東松山IC(上り線、約1・9㎞)▽鶴ヶ島IC~高坂SA(上り線、約3・4㎞)▽坂戸西SIC~高坂SA(下り線、約1・3㎞)、京葉道路の船橋IC~武石IC(上り線、約5・0㎞)、東京外環道の三郷JCTランプを対象に対策を進める。  そのほか、雪氷対策の高度化、地方自治体が管理する道路の老朽化対策等の技術支援なども行う。

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