業界記事

【かわまちづくり】 6月21日まで募集/ハード・ソフト両面から支援

2024-04-25

 国土交通省は、河川空間とまち空間が融合した賑わいある水辺空間創出を目指し、かわまちづくり計画の募集を開始した。登録された計画に対し、河川管理者は、支援制度に基づき、ハード・ソフト面で支援を行う。締め切りは6月21日。今回は自然再生の実施も可能となっている。
 地域の景観、歴史、文化、観光基盤などの資源を活かし、市町村、民間事業者、地元住民と河川管理者の連携の下、良好な空間形成を目指す。昨年8月時点で264地区に達している。
 ソフト施策による支援は、都市・地域再生等利用区域の指定等によるオープンカフェなど河川空間の多様な利活用を促進する。
 ハード施策は治水や河川利用における安全・安心に関わる河川管理用通路や親水護岸等の施設整備を通じ、まちづくりと一体となった水辺整備を支援する。市町村、民間事業者が河川空間の利用施設を整備する。
 河川管理者が担うのは、河川管理用通路、スロープ、階段、親水護岸、階段護岸などの整備。市町村や民間などが行うのは、多目的広場(芝張りなど)、遊歩道(舗装)、駐車場、トイレ、あずまや、植栽などから、川床、オープンカフェ、照明、船着き場などが考えられている。カフェは、都市・地域再生等利用区域として指定することで、河川区域内での営業が可能となる。
 今回から自然環境の保全・創出に役立つ区域を整備する「自然再生」の実施が可能となった。水辺整備と自然再生が一体的に取り組めることで、賑わいと河川環境の創出を図る。さらに、安全な河川利用に向けた取り組みを計画に定めることで、子どもが安全に自然と触れられる「かわまちづくり」を促進する。
 申請は所管の地方整備局等専用窓口へ提出する。

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】10時~18時
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野