経済産業省は19日、GX推進機構の発起人から認可申請があった同機構の設立を認可した。また、理事長を筒井義信(つつい・よしのぶ)日本経済団体連合会副会長に内定した。
今後10年間で150兆円超のGX投資を実現するため同機構は、債務保証等の金融支援、排出量取引制度の運営、化石燃料賦課金等の徴収を行う。経産省では、同機構が、GX実現を推進する役割を果たせるよう7月の業務開始に向け、協力して、引き続き準備を進めていく。
発起人は十倉雅和日本経済団体連合会会長、福留朗裕全国銀行協会会長、伊藤元重東京大学名誉教授、白石隆熊本県立大学特別栄誉教授。
内定した筒井理事長は、1977年京都大学経済学部卒、日本生命保険相互会社入社。取締役常務執行役員、代表取締役専務執行役員、代表取締役社長、2018年から代表取締役会長。