業界記事

【土木標準歩掛】 ほ場整地工など/実態調査から制定・改定

2024-04-22

 農林水産省は2024年度、土木標準歩掛を制定・改定した。実態調査の結果を踏まえた対応で主なものとして、ほ場整備整地工、暗渠排水工、硬質塩化ポリ塩化ビニル管人力・機械布設を挙げる。
 ほ場整備整地工では、狭小部等でブルドーザ施工が困難な場合の現場条件に適合した歩掛を制定した。これまでは標準区画0・3ha以上と未満だったが、標準区画0・3ha未満のバックホウによる施工が加わった。
 暗渠排水工は、掘削~暗渠管布設~被覆材投入~埋戻の工程について、標準作業量を一連の作業を日単位で施工(サイクルタイム)に見直し。日標準作業量は、人力施工である暗渠管布設により決定とした。
 硬質ポリ塩化ビニル管人力・機械布設では、接合箇所施工歩掛を制定。10m当たり接合箇所3カ所を超える場合の1カ所当り接合歩掛で、接合箇所の計上方法を追記した。
 調査・測量・設計業務歩掛等業務の標準歩掛等については、実態調査の結果を踏まえ、積算参考資料作成の改定、解析等調査業務に「計画準備」を追加。測量業務の打合せについて職種、工数を改定した。

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