認定機種が電動ショベルを中心に16型式のみで、これから増えていくことが期待されるGX建機。だが、すでにGX建機の使用について評価に取り組む自治体がある。九州の福岡市は公共工事の脱炭素の取り組み評価で、工事成績評定の加点評価にGX建機の使用を位置付けている。
脱炭素の取り組み評価は、2023年4月1日以降に契約する工事から適用。低炭素型建設機械認定制度、NETIS登録技術の活用などを対象としていたが、1月19日にGX建機を追加した。認定対象は電動ショベルと電動ホイールローダ。監督員評価の「創意工夫」において加点する。1つの内容につき、原則1点とし、最大2点まで。
認定登録の増加とともに評価する動きが加わることで、今後の普及拡大につながることが期待される。