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意気込み語る富井実行委員長 |
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日本電設工業協会(電設協)は、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で3日、JECA FAIR 2024~第72回電設工業展~について記者会見を開いた。現時点で最大規模となる出展者が参加することや、出展製品はDXによる効率化がテーマとなる傾向、電設業界の魅力を若者にPRするコーナーなどについて説明した。富井弘之実行委員長は「3日現在、出展者数は256社で小間数は872。出展者数と小間数がともに、これまでで最多となる。来場者数10万人を目指したい」と意気込みを述べた。
24年のテーマは「電設技術が未来をデザイン!~持続可能な社会のために~」で、SDGsを意識した。電設産業の持続的な成長を目指す機運の高まりから決めた。
出展製品は、DXを活用した業務効率化や、生産性向上などに重点を置いたものが多い。また、電設協の主催者コーナーでは、学生向けに電気設備業界プロモーションコーナーが設置される。業界の担い手確保へ働き方改革の推進など、持続可能な成長を目指す姿を紹介したPR動画の放映や、希望する会員企業の情報を発信する。
JECA FAIR 2024は東京ビッグサイトで5月29日から31日の3日間、開催される。開場式は29日午前10時から同会場東8ホールにて挙行。オンライン展示会は、15日から6月28日まで公開する。
来場希望者は、JECA FAIRのホームページで事前参加登録が必要。メールで届いた入場証を印刷して提示する。会場で当日登録は受け付けない。入場料は無料。
第63回製品コンクールには、51社が参加。参加製品は、5月15日から公式サイトに注目の製品として掲載される。JECA FAIRでの会場審査後、6月13日の表彰委員会で受賞製品を決定し、7月4日に表彰式を開催する。