業界記事

6月補正で実施設計費計上へ

2024-04-26

松本市が進めている新市立病院建設事業について23日、市立病院建設特別委員会を開き収支計画について協議。議会からの承認を受け、6月補正で実施設計費を盛り込み、早期に取りかかる。また、構造については「耐震構造」で設計するとした。
耐震構造に決めた理由として、敷地の地盤が良好であることや市内に存在する断層帯から離れていること、想定地震動が大きくないことなどを総合的に検討し、耐震構造で設計を進める方針に変更。
実施設計の履行期間は約11カ月。契約方法について担当課は「入札で行う方向で検討している」と話した。建設工事には25年度に着手し、28年3月の開業を目指す。
今年1月の同委員会で示した基本設計の概要では、S造5階建て、建築面積3999.63㎡、延べ床面積は本棟1万5113.48㎡、付属棟など185.03㎡の計1万5298.51㎡。各階の構成は1階に総合待合・受付、外来、救急・感染、生理検査、放射線、内視鏡、会計、事務室、相談室および波田プラザ。2階に外来リハビリテーション、産科、化学療法、検体検査、SPD、リネン・洗濯、霊安、解剖、薬剤、栄養、健康管理センター、腎透析センター、売店およびラウンジ。3階に病理検査、中央材料、手術、医局・事務室、会議室、当直室、更衣室、スタッフラウンジ、サーバ室および委託諸室。4階に病棟(急性期Ⅰ、回復期リハビリテーションおよび病棟リハビリテーション室)。5階に病棟(急性期Ⅱおよび地域包括ケア)。そのほか、附属施設として医ガス機械室棟、排水処理設備機械室棟、チップボイラー機械室棟、受水槽・ポンプ室棟、バルクタンク、液酸タンクおよびオイルタンクを設置。外構ではロータリー、駐車場、駐輪場、HATAガーデン、歩道および植栽を計画。

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