業界記事

伊勢崎市が華蔵寺公園の水生植物園で工事計画

2024-04-18


伊勢崎市は華蔵寺公園の水生植物園で進めている再整備事業で、4件の工事を実施する。園路改修と園路内部の造成、スロープ改修、北西出入口の舗装工事を内容としている。いずれの工事も5月から9月にかけて順次発注を行う。水生植物園での工事発注は今回で完了となる。当初予算で公園維持管理事業工事費1億3562万6000円を確保している。
水生植物園の再整備事業は、22年度から3年間で計画している、華蔵寺公園共生「はな咲く。」プロジェクトの一環として行う。水生植物園は、華蔵寺公園の北側に位置する面積1・1haの施設。中央部には池があり、その中央には島も整備されている。
水生植物園の再整備は、大部分を占める池の植栽や園路などを再構成し、来園者の利便性や集客の向上などを目的としている。設計は池の部分を愛植物設計事務所(東京都千代田区)、園路外周部はプロファ設計(伊勢崎市)がそれぞれ担当した。
園路改修は池を取り囲むように整備されている園路を対象に、現在のアスファルト舗装から透水性のスラグ舗装へ打ち替える。幅員は1・8~2mで、舗装面積は860㎡となっている。
園路内部の造成工事は、池の部分で切り土による造成工事と南西部へのスロープ整備、アサダとショウブによる植栽を実施する。
スロープ改修工事は、水生植物園の東側の道路から公園へアクセスしやすいように、スロープの改修工事を行う。北西部の出入り口では、インターロッキング舗装を施すもので、舗装面積は460㎡で行う。
このほか、23年度に解体したプール跡地への駐車場整備も予定。跡地は水生植物園の西側にあり敷地面積7781㎡。アスファルトでの舗装を6200㎡、駐車台数200台程度の整備を予定している。6月ごろまでゴールデンウィークやイベントなどでの使用を見込んでいることから、舗装工事はその後に実施する。
華蔵寺公園での「はな咲く。」プロジェクトでは、伊勢崎市初のParkーPFIによる民間活力の導入を視野に、飲食店などの設置と特定公園施設を整備設置管理事業者の公募を実施しており、現在は事業者選定の段階。土地使用面積は最大700㎡、建物の建築面積は最大300㎡を条件としている。

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