業界記事

今年も“魅力”伝えます/野沢温泉中学校で体験学習/県と協働

2024-04-10

 県建設業協会(木下修会長)は8日、野沢温泉村の野沢温泉中学校で、2年生22人を対象に職場体験および防災学習を開催した。次世代の担い手確保を目的とした県と協働の取り組みで、2021年度に開始し今年が4年目。生徒たちは楽しみながら建設業の役割ややりがいを学んだ。
 冒頭、地元飯山支部の藤巻篤支部長は「きょうは、いろんな勉強を通して建設業に関心を持ってもらえれば」と期待。青年部の藏谷伸太郎部会長は「建設業は若者がなかなか入職してくれないという問題があり、この解決策の一つとして仕事の魅力や重要性を知ってもらうため企画したもの。楽しく、しっかり学んでもらえるよう工夫を凝らしている。これをきっかけとして5年後、10年後に建設業に携わってもらえればうれしい」と思いを伝えた。
 当日は県から小池広益北信地域振興局長や関一規北信建設事務所長をはじめ、職員が多数参加。青年部会のメンバーと協力してプログラムを進めた。宮本衡司県議会議員も見学に訪れた。
 前半の座学では建設業の仕事について説明。台風19号災害での会員の活動を記録したドキュメント番組も視聴した。また後半の体験学習では360度カメラ、ドローン体験、建築物の耐震対策など複数のブースを用意。生徒たちは班ごとに分かれ巡回し、建設業に関するさまざまな事柄について理解を深めた。
 同協会は今後、5月に中野市の高社中学校および中野平中学校、9月に青木村の青木中学校で地元建設事務所と協力し開催を予定している。

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