業界記事
算定方法は県と同じに/建設工事の最低制限価格
2023-03-31
■算定対象者3者未満は89.5%
上田市は、建設工事の入札における最低制限価格の算定方法について、県の失格基準価格の算定方法に準じた形に改正する。適用対象は一般競争入札または指名競争入札による130万円超の建設工事。適用開始は4月1日以降に入札公告または指名通知する案件から。
現行の最低制限価格は、低入札基準価格(中央公契連モデル)にランダム係数を乗じる方法で算定している。
改正後は、予定価格(税抜、以下同じ)を超える応札者および予定価格の89.5%未満の応札者を算定対象者から除外。さらに、残りの応札者の平均値±(標準偏差×1.5)の範囲外にある応札者も除外した上で、算定対象者の応札額の平均値を最低制限価格とする(百円の位を四捨五入、千円止め)。ただし、算定した価格が予定価格の94.5%を超える場合は、94.5%相当額を最低制限価格とする。
また、算定対象者が3者未満(県の失格基準価格の算定方法では5者未満)の場合は、予定価格の89.5%相当額を最低制限価格とする。
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