業界記事

太田市は高齢者就労促進施設を建築へ

2023-03-28

太田市は高齢者就労促進施設(西野谷町39-1)の新築工事を計画している。工事は6月下旬に発注し、2023年度末までに完成させる。工期は約7カ月を想定。工事費は当初予算で1億円を計上している。
現状施設の老朽化が著しいことを受け、新たな事業所の整備を計画したもの。既存施設は、1985年に群馬県警の事務所として完成し、97年から市有施設として利用してきた。
建設場所は宝泉スポーツ広場駐車場付近となる。敷地面積は1039㎡で、想定する施設はW造またはS造の2階建てとし、延べ床面積は約250㎡としている。配置人数は18人程度。
施設内に整備する室名と要求面積は◇事務室(120㎡)◇書庫(13㎡)◇消耗品庫および印刷機械室(10㎡)◇男子更衣室および女子更衣室(各4㎡)◇給湯室(3㎡)◇男子トイレおよび女子トイレ(各8㎡)◇サークル室(53㎡)◇倉庫(6㎡)-となる。事務室は開放感に満ちた雰囲気を出せるように、方位や窓などに配慮するほか、印刷や打ち合わせスペースなどを設置する計画となっている。
この他、W造またはS造平屋建て、床面積200㎡程度の倉庫も建設する。室名と要求面積は◇機材倉庫(80㎡)◇大型機械保管庫(27㎡)◇薬品保管庫(9㎡)◇消耗品保管庫(6㎡)◇機械修理作業室(18㎡)◇表具作業室(56㎡)◇男子トイレおよび女子トイレ(各3㎡)◇洗い場(8㎡)-を想定する。外構部分については外部夜間照明の設置のほか、雨水処理を適切に行う内容となる。
基本設計および実施設計はすでに公告済みで、アークプランニング(太田市)が手掛けている。実施設計は3月から6月中旬にかけて行う予定となっている。
基本方針には日照、通風、採光を十分に確保し、高齢者の就労環境に配慮するほか、耐震性の確保や、情報機器導入に向けたLAN整備の確保などを掲げる。バリアフリー対応とするほか、自然エネルギーの活用など環境に配慮した施設として整備する。

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