業界記事
【CCUS】広がる応援自販機/タッチで1本無料
2023-03-23
建設業振興基金は建設キャリアアップシステム(CCUC)の導入支援策としてCCUS応援自販機の設置が広がっていることを明らかにした。2022年9月のスタートから増えており、鴻池組、東急建設、フジタの3社が導入し、4月には長谷工コーポレーションの現場にも導入予定。カードリーダーへのタッチ率向上だけでなく、職場の雰囲気が良くなったなどの効果も出ている。
CCUS応援自販機は、CCUSカードでタッチすると企業負担により技能者に飲料が無償で提供されるもの。登録技能者にとって身近に感じられるメリットとなっている。
昨年9月の1号設置からおおむね半年で茨城、千葉、東京、神奈川、三重、大阪、兵庫、愛知、宮崎など9都府県12現場に拡大している。
そのメリットについて、現場でのコミュニケーションが良くなっている、カードリーダーのタッチ率アップにつながっている、無料飲料をきっかけにCCUS登録などの話題が出ているといった声がある。導入企業が調査したところ、他の現場ではタッチ率40%程度だが、自販機設置現場は70%台まで上がっているというデータもある。
自販機はサントリービバレッジソリューションが担当している。当初は設置条件の中に、工期2年以上とあったが、評判がよかったこともあり拡大へ工期は1年半へ短縮されていいる。なお、無償で提供される頻度は1日1本、1週間に1本など現場で異なっている。
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