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みなかみ町（阿部賢一町長）は17日、２０２３年度当初予算を示した。小中学校統合推進事業には７億５０４７万２０００円を充て、統合後の水上小学校で改修や旧校舎解体を行うほか、月夜野地区の統合小学校新設に向けた実施設計を行う。この他、真政悪戸線整備事業には８０００万円を配分し、未整備区間の実施設計を委託する。
一般会計予算総額は１４３億３０００万円。工事請負費総額は11億３８８０万４０００円となり、対前年度比で18・７％減少した。構成比は７・９％だった。
小中学校統合推進事業のうち、水上小学校関連としては、これまで内装部分の改修を進めてきた校舎について、屋根など外装部の工事を実施。また、旧水上小学校の校舎解体も実施する。
月夜野地区の小学校統合では、桃野小の敷地および拡充地で校舎を建設する。普通教室12教室と特別教室６教室などの整備を見込んでいる。22年度は基本設計業務を公募型プロポーザルで公告、23日に業者選定の結果を公表するとしており、23年度は実施設計を作成する。
真政悪戸線は、未整備区間約１１５０ｍの実施設計に事業費８０００万円を配分した。同線は都市計画道路で基本幅員は16ｍに設定する。
また、水上支所の除雪車庫の建設事業には１億８５２５万円を充てている。支所の職員駐車場へ除雪車10台を停車できる規模の車庫を建設するもので、重量鉄骨造平屋、床面積５３０㎡程度の規模を想定している。
このほかの建設事業としては◇消防団詰所・車庫整備事業＝５９２４万円◇農業用用排水慮長寿命化事業＝４７１９万円◇保険福祉センター長寿命化事業３０００万円－などがあがる。