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　新潟市は先月30日、本格的な降雪期を前に除雪車出動式を開いた。冬期の安全・安心な道路交通を確保するため除雪協力業者や地域住民代表、担当職員など１３０人参加。協力業者を代表して福田道路新潟支店の大野正彦支店長が「除雪協力業者一同は、地域の皆さまが安全、安心で生活できるよう、効率的かつ安全な除雪作業を行い、冬期道路交通の確保に努める。過去の大雪の経験を生かし、除雪業者および市と連携を図りながら除雪作業に努める」と決意を述べた。
　中原八一市長は「新潟市では過去５年間で２度、災害級の大雪に見舞われ、市民活動に大きな影響が生じた。災害級の大雪には、新潟市、除雪協力業者、市民が三位一体となって対応しなければならないと認識している。除雪協力業者の皆さまには、安全で円滑な除排雪作業をお願いする」と要請し、ゴールド・キーを託した。
　市では１日から除雪対策本部を設置。本年度には車道除雪４９５６・８・㎞、歩道除雪５６１・３㎞を５３１社の協力業者で作業に当たる。除雪体制等検討会議からの提言を受けて、体制の強化と積極的な市民広報の展開を図る。除雪業者は６社増え、除雪機械を22台増強。雪置場、雪捨て場も増設し、除排雪に係る作業時間の短縮を図る。また市民広報にポスターやチラシのほか、新たな手段として動画を作成し、ユーチューブで発信する。
【写真＝いざ除雪時期へ】