業界記事

躯体工を年内公告/浅川機場の増設

2021-11-26

 県長野建設事務所は浅川排水機場増設の躯体工事を年内に公告する。24日の建設部建設工事請負人等選定委員会で入札参加資格を決めた。入札方式は総合評価落札方式(工事成績等簡易型)。参加資格は土木一式953点以上、県内本店、1級土木施工管理技士または同等資格者配置。発注規模は税込み予定価格1億6000万円以上5億円未満。
 工事概要は排水機場下部工1カ所:吸水槽1基L31m(W6.8m×H7.2~11.5m)、吐出水槽1基L7m(W7m×H11.7m)、導水路L18m(W8.4~20.6m×H1.7~6.9m)、連絡函渠L5m(W3.7m×H3.7m)。工期は約360日。ただし、フレックス工期適用で工事開始期限は2022年3月1日。工事名は「令和3年度防災・安全交付金浸水対策重点地域緊急工事」(浅川、長野市浅野~豊野4工区)。
 県は東日本台風災害を踏まえた浅川総合内水対策として、浅川排水機場の排出量増設を計画。千曲川合流点の左岸に7m3/sの能力を有する排水機場を増設する。設計(土木構造物・機場上屋・外構設計)は建設技術研究所長野事務所(長野市)、排水ポンプ設備の製作据え付け工事は酉島製作所東京支社(東京)が担当。整備後の排水能力は65m3/sとなる。
 11月24日には基礎工事の開札を執行。25日正午時点で審査中だが、応札者は北野建設(長野市)のみ。予定価格は1億8186万円(税抜)だった。
 ポンプ設備以外の機械類工事についても早ければ本年度内の発注を予定。機場の上屋工事は次年度以降の発注となる。

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