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　県三条地域振興局地域整備部は17日、２０２０年度施工の新潟県土木施設等優秀技術者証および優良工事貢献企業証の交付式を開催した。一級河川下条川堤防嵩上（小橋その２）工事を対象に、貢献企業証を小柳建設に、優秀技術者証を同社主任技術者で現場代理人を務めた髙野竜輝氏にそれぞれ交付した。
　鈴木則昭地域整備部長はあいさつで「施工困難な現場であるにもかかわらず、創意工夫され、出来形管理・品質管理ともに申し分なかった。ますますのご努力と緊密な連携で、魅力ある地域づくりをともに進めていきたい」と述べた。
　小柳建設の五ノ井稔土木営業部長は「受証に甘んじることなく、さらに高みを目指したい。デジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）の活用など、働きやすい企業としての取り組みに力を入れている。次世代の担い手確保に向け今後も精進し、必要不可欠な業界の発展に貢献したい」と意欲を示した。
　髙野竜輝土木工事部所長は「軟弱地盤で狭あいという条件のもと、小型機械の選定に配慮し、住民の方々のご協力で円滑に施工を進めることができた。この経験を生かしよりよい施工ができるようさらに努力していく」と決意を新たにした。