業界記事

都市公園の整備改修に5カ年50億を試算

2021-01-09

 新潟市は、赤塚公園(きらら西公園)整備や公園遊戯施設改修など都市公園の整備に新年度から5カ年の事業費として約50億1000万円を試算する。また新たに新光町地区で信濃川やすらぎ堤緑地の整備にも着手する計画だ。
 国の社会資本整備総合交付金を活用し、計画期間は2021年度~23年度までとなる。
 赤塚公園(きらら西公園)の整備事業費には5カ年間で11億1000万円を試算し、駐車場や多目的広場の整備を進める。同公園では、敷地約23haを▽家族で楽しむゾーン(約4・7ha)▽花と森とのふれあいゾーン(12・3ha)▽家族で楽しむゾーンおよび駐車場(6ha)―に分けて工事が進められており、本年度末までにおよそ10・7haの供用を予定している。全体の供用開始は20年代中ごろを目標とする。
 都市公園の遊戯施設等の改修には27億5000万円を見込み、公園施設長寿命化計画に基づき優先的に改修が必要な1148施設の改修を5カ年で完了させる。現在のところ、586施設で改修を実施しており、改修率は51%となる。
 新たに着手する信濃川やすらぎ堤緑地の整備には約7000万円を充て、1・5haの緑地整備を予定。事業期間には21~24年度までを想定している。
 そのほか4500万円を充て4公園を対象に地域ニーズに対応した施設の適正化および機能再編を図る。

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