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　二瀬ダム管理所はダム（秩父市大滝）における貯水池周辺斜面の地滑りを観測する地盤伸縮計の増設検討に着手する。予備放流や事前放流時の貯水位低下速度の向上図るため、斜面の監視体制を強化するもの。
　検討業務は公募型プロポーザル方式で11月上旬に受託者を特定する予定。２０２１年３月下旬までの履行期限で進める。
　既存の地盤伸縮計は２カ所に設置しており、増設が決定すれば、簡易なものは20年度中に設置する。ボーリングや用地取得が必要となる場合は21年度に工事発注する考え。
　関連してダムの水位低下速度を増加した場合の、貯水池周辺における地滑りに対する安全性の影響評価検討に着手する。この業務も公募型プロポーザル方式で11月上旬に受託者を特定する予定。