業界記事

関東整備局の後藤慎一(ごとう・しんいち)総務部長インタビュー

2020-09-07

「縁の下の力持ち」でコロナ禍でも業務継続

 関東地方整備局の後藤慎一総務部長は3日、就任インタビューで特に注力したい仕事の分野として「コロナ禍での業務継続、ワークライフバランスの維持、コンプライアンスの徹底」の3点を挙げ、しっかり取り組みたいと意欲を示した。また総務の仕事は『縁の下の力持ち』的な面が多々あるとし、整備局内部にとどまらないネットワークの重要性も強調した。
 コロナ禍で職員の在宅勤務が続いており「パソコンなどの機材確保や勤怠管理が基本的な仕事」と前置き。その上で「在宅勤務での業務継続を推進することがワークライフバランスの維持にも関係するので、働きやすい環境づくりを目指したい」と語った。
 コンプライアンスは、狭い意味では法令順守と捉え「社会的な要請に応える広い意味とは違うが、入札契約制度も法令順守と言える。法令に違反した場合は、一瞬にして国民の信頼を失うので、法令順守を確保するのが使命」との認識を明らかにした。
 整備局が入居しているさいたま新都心合同庁舎2号館の建築改修工事が近く着手となり、居ながら施工での工事となる予定で「玉突きの形で使えなくなる部分が発生すると予想され、これも重要な業務継続に当たるので準備を怠らずに進めたい」と述べた。
 仕事への取り組み方は『スマイル・コンプライアンス』(風通しのよい職場環境づくり)を念頭に置いているとし「スマイルの頭文字であるS・M・I・L・Eで始まる英文を和訳すると、S=安全第一、M=作法・礼儀、I=報連相・関心を持ち合う、L=学ぶ意識・切磋琢磨、E=コスト感覚--となる」と説明した。
 座右の銘は「人生五訓、あせるな・おこるな・いばるな・くさるな・おこたるな」を挙げ、日々心掛けている。
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【略歴】ごとう・しんいち 1992年東京大学経済学部卒、同年建設省入省。北陸地方建設局用地部用地第一課長、京都府企画環境部理事、大臣官房地方課企画官、海上保安庁交通部航行安全課長などを経て7月21日から現職。広島県広島市生まれ、51歳。趣味は毎朝のジョギング。広島県人だが生のカキはNG。
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<後藤慎一総務部長>

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