業界記事

春日部駅高架化が28日付で事業認可

2019-12-03

 県、春日部市、東武鉄道が進めている春日部駅付近連続立体交差事業が11月28日付で事業認可された。12月中に官報告示される見通し。告示後は春日部市役所で工事範囲や設計概要などの縦覧を開始する。また鉄道工事は東武鉄道、用地買収や側道整備は県といった役割分担を明確化し、県と東武鉄道とで施行協定を2020年3月末までに締結する。
 3月には用地補償の説明会も開く。20年度は物件調査を本格化した上で、用地買収に着手する。並行して東武鉄道では着手済みの実施設計を加速する。
 事業は650億円規模の予算を投入し、31年度の完了を計画している。東武鉄道伊勢崎線・野田線(春日部駅付近)合計約2・9㎞を高架化することにより、10カ所の踏切を撤去する。
 春日部駅には東口と西口とを結ぶ自由通路を造る。春日部市では駅東口と西口の駅前広場を再整備する計画を立てている。
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 木崎秀夫越谷県土整備事務所長の話
 事業認可を受けたことにより弾みが付いたので、さらに事業を推進したい。

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