業界記事

安全第一を優先に 19年度除雪出動式を挙行

2019-11-07

 北陸地方整備局羽越河川国道事務所は1日、今冬の除雪体制に入ることから、村上道路ステーションで地元小学校を招き除雪出動式を執り行った。当日は、村上市立神納東小学校の3・4年生が参加。除雪作業を請け負う福田道路㈱の関係者へ児童からゴールドキーの贈呈と激励が行われた。
 渡辺隆幸羽越河川国道事務所長は「ことしの冬は暖冬と聞いているが、暖冬であっても決して気を緩めることなく、万全の体制で除雪に当たり、発注者、受注者など関係機関がしっかり連携して除雪に取り組んで暖かい春を迎えましょう」とあいさつ。
 決意表明では、福田道路の岡田浩二現場代理人が「厳しい作業条件の下、作業の効率化を図り、事故のないよう、安全第一を優先に作業を進めてまいりたい」と宣誓した。
 式典後、児童たちは除雪機械によるデモンストレーションの見学や除雪機械に実際に試乗したり、道路の除雪について楽しく学んだ。
羽越河川国道事務所は1日より道路雪害対策支部を設置。ことしは29台体制で除雪作業に入り、2車線以上の幅員を常時確保するなどを目標として除雪を進める。除雪延長は約80km。北陸地整で唯一の高速道路区間を管理する。

【写真=「事故のないように気をつけてください」とゴールドキーを贈呈、体験学習階で除雪機械に搭乗】

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