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北本市が新駅検討含め南部地域を調査

2019-10-18

 北本市は24日、新駅検討を含む南部地域街づくり調査業務委託の指名競争入札を行う。25日に契約し、年度末までにまとめる。同事業は県道下石戸上菖蒲線以南の市南部地域が対象。圏央道桶川加納ICや桶川北本ICなどの立地を生かし、産業拠点や商業施設の誘致可能性を探る。加えて、実現すれば市内2番目となる北本~桶川駅間の新駅建設についても検討する。
南部新駅については2013年12月時点で、高崎線と圏央道が交差する二ツ家1丁目地内を建設予定地としていた。しかし住民投票で否決され、建設は白紙となった経緯がある。
 現在は、当時の予定地に立地するゴルフ練習場(敷地面積3万2840㎡)の解体工事が行われている。敷地確保の難しさなどから、同じ場所での建設可能性を探るとみられる。
 南部新駅の建設を公約に掲げて当選した三宮市長は、二ツ家1丁目地内の三菱マテリアル跡地への建設を視野に入れているもよう。9月議会での答弁で「あらゆる可能性を検討していく」と述べ、前向きな姿勢を見せている。

【写真=新駅建設地として予定されていたゴルフ練習場付近】

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