業界記事

小山市 文化センター基本構想、八千代エンジを特定

2019-07-12

 小山市は、文化センター整備基本構想策定業務の簡易公募型プロポーザルの最優秀提案者に八千代エンジニアリング関東センター(さいたま市)を特定した。8月中旬に正式契約を締結する予定。履行期限は契約締結日から来年2月28日まで。提案限度額(税込み)は900万円。3社から応募があり、100点満点中76・2点を獲得した。
 企画提案テーマの計画の具体性、理由の的確性、今後の実現性が配点30点中25・2点の高評価を得た。文化センター整備は既存施設(中央町1-1-1)の耐震補強またはPFI手法による建て替えの両面から検討する。次点のB社は69・6点だった。
 現状の課題を踏まえ、今後の施設の在り方や整備の方向性、耐震化や小山駅東口の大規模低未利用地も含めた建て替えの方向性、整備に向けた課題を整理。新文化センターの機能や規模、場所の選定、施設構成の検討、概算事業費算定や民間事業者の意向調査を実施する。
 特定テーマは①既存の文化センターは他機能との複合施設であり、小山駅東口に移転とした場合は現機能全てを移すのか、機能を分散配置とするのか、配置計画について理由を付けて提示②新文化センターの担う役割と将来像、施設活用の展望-について提案する。
 既存の文化センターは市役所本庁舎南東側に位置し、東側は国道4号、西側は1級河川思川に接している。建物は1976年8月7日に着工し、78年5月31日に完成した。規模はSRC造地下1階地上4階建て延べ床面積9759・04平方m。
 旧耐震基準の建物は要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断の結果、震度6強以上の大規模地震に対する安全性の評価基準は下から2番目のⅡ類。耐震性のISO値は0・70、強度についてはCTU・SD値が0・39と低かった。
 文化センターは中央公民館、中央図書館小山分館、市教育委員会事務局が入居する複合施設。崖地に建つ特異な構造を有し、地下1~地上2階は中央公民館、地上1~2階は文化センター、地上2階が中央図書館小山分館と市教委事務局が使用している。

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