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新潟県地質調査業協会（平野吉彦理事長）の２０１９年度定時社員総会が８日、新潟市内のホテル日航新潟で開かれた。任期満了に伴う役員選任では平野理事長が再任されたほか、副理事長に堀武夫氏（㈱興和）が就いた。
冒頭、平野理事長は全国的な課題として▽地盤情報のデータベース化▽地質リスクマネジメントの推進▽地質技術者のマネジメント能力の向上▽担い手育成▽働き方改革―を挙げ、これらに対応するべく、引き続き積極的な協会活動推進の必要性を強調した。
　議事では18年度の事業報告や本年度事業計画などが審議され、いずれも多くの拍手をもって承認された。
本年度も引き続き、国や県との意見交換、各種研修会の開催、小学校での出前授業、高等学校での地質調査実習などを予定。これらを通じ、地質調査技術の向上や社会貢献のさらなる推進、担い手育成などに努める。

【写真＝本年度事業計画など審議、平野理事長】