業界記事

浦和工高40人が埼玉スタジアム3工事を見学

2019-02-07

 県建設業協会(星野博之会長)と県設備課は5日、浦和工業高校現場見学会を埼玉スタジアム2002で開催した。会には同校設備システム科の生徒40人が参加、スタジアム内の機械設備工事など3工事の現場を見学した。また生徒らはスタジアム紹介のDVDを視聴し、3工事に関する工事概要の説明を県職員と受注者から受けた。
 主催者あいさつとして建設業協会の永岡敬英事業部長兼共済課長は「現場の魅力を体験してもらうことで、職業選択時の参考にしてくれたらうれしい」と話した。
 質疑応答の時間では生徒から「工事費はいくらなのか」「工事ごとに受注会社は違うのか」「失敗をすることはあるのか」など率直な質問が飛び交った。また参加した女子生徒は「スタジアムの裏側を見ることができて、照明一つとって見てもテレビ映りを考慮していたりして勉強になった」と語った。男子生徒は「普段見ることができないダクトなどを実際に見ることができて非常に勉強になった」と述べた。
 見学会対象の工事3件は次のとおり。なお全て埼玉スタジアム2002での案件となる。
※▽工事件名=受注会社--の順
 ▽機械設備改修工事=大宮・富士特定建設工事共同企業体
 ▽熱源設備改修工事=正和工業
 ▽電気設備改修工事=高山電設工業

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