業界記事

県内踏切道で高山は19年度以降工事

2018-12-06

 新潟県内でハード対策が必要な6カ所の踏切道の事業進捗状況が明らかとなった。高山踏切道(長岡市)や稲荷町踏切道(十日町市)のほか、当面整備が見送られている小学校踏切道(燕市)も盛り込まれている。
 今回対策が示されたのは、鉄道事業者や自治体など道路管理者が踏切道対策などに向け検討や情報共有を行う「新潟県踏切道改良協議議会」で明らかとなったもの。原則2020年度までに整備するとしているが、高山踏切道など2カ所は現時点で難しいとしている。
 高山踏切道(長岡市十日町字島崎、JR東日本、上越線、市道東幹線13号線)は、JRと協議を進めているところ。現在の幅員が5・5mで車がすれ違うことができず、12・7mに拡幅する。19年度以降に工事着手する。現時点では20年度の完成は間に合わない見込み。
 稲荷町踏切道(JR東日本飯山線、市道稲荷町線、十日町市稲荷町3丁目)は、都市計画道路整備事業にあわせ踏切も拡幅する。事業着手時期は今後決める。整備後の幅員は19・4m。両側に3mの歩道を設置する。
 第二村上街道踏切道(JR羽越線、市道今宿7号線、村上市九日市字砂子81-16)は、詳細設計が先ごろ完了。19年度以降に用地交渉に入る。片側2・5mの歩道を設ける。現時点では20年度までに完成しないとの見通しを示している。
 飯踏切道(えちごトキめき鉄道、市道北本町四丁目飯線、上越市)は、えちごトキめき鉄道と上越市で協議しているところ。車が通れないため幅員を8mに拡幅する。
 鴻ノ巣踏切道(JR越後線、市道藤見線、燕市吉田字砂入4854-5)は、踏切前後の歩道との幅員差が1m以上あるため50㎝拡幅する。既存幅員は1・2m。整備後は1・7mとする。
 このほか小学校踏切道(JR越後線、市道新堀新町線、燕市上諏訪)については、当面拡幅せず通学路を変更することで対応するとした。引き続きJRと協議する。将来的には「整備もありうる」としているが、現時点では未定。

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