業界記事

国交省が簡易型河川監視カメラ現場見学会

2018-10-16

 国土交通省は11日、埼玉県加須市の大利根河川防災ステーションで、中小河川の管理者の都道府県、政令市職員などを対象とした簡易型河川監視カメラの現場見学会を開催した。午前・午後の2回開催し、関東地区をはじめ、東北や九州など全国から約130人が参加した。
 革新的河川技術プロジェクト第3弾として企業と連携し簡易型河川監視カメラの技術開発を進めており、19の企業グループが参加して現場実証が行われている。簡易型河川監視カメラは屋外への設置を容易とし、無線式は電源・通信ともワイヤレスで運用可能とする。有線式については初期導入コストが安価になる。
 参加した東京都建設局の職員は「住民の避難を促す情報を提供する側として、水位計の数字だけだと避難されにくいが、カメラが設置されれば画像としてみることができる。技術革新も進んでおり、事務所に持ち帰って検討したい」と話した。
 今後は11月初旬まで現場実証を継続し、年明けにも現場への導入(実装化)などが進む見通し。

【写真=簡易型河川監視カメラの状況を確認する】

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