業界記事

埋浚協が担い手と生産性中心に北陸地整と意見交換

2018-10-12

 北陸地方整備局と日本埋立浚渫協会は10日、新潟市のANAクラウンプラザホテル新潟で意見交換会を開催した=写真=。担い手確保・育成に絡み週休2日や生産性向上をメインに議論した。
 意見交換は非公開で開催。週休2日に向けては、協会が「全国平均の工事では4週間で取得できる休暇が5・5日。整備局管内は6・6日と多く確保できているが、さらに4週8休に近づけるようお願いしたい」と要望。これに対し整備局は「実態を調査し順次前進できるよう努めていく」との姿勢を示した。
 ICT導入に向けては「潜水士が行う測量などは一日がかりで行うこともあり、ナローマルチビームや水中ソナーを用いたデータは、検査やCIMで用い維持管理でも使えるよう標準化していただきたい」と要望した。整備局は「課題はまだあるが、このような方向で進めていきたい」と回答した。
 生産性向上に寄与する技術については「設計変更協議の対象としていただきたい」と要望。整備局は「国土交通省に伝えたい」と答えた。
 工期が伸びたときの経費については「積算を変更できるよう国土交通省に伝える」と答えた。
 書類の簡素化や検査の頻度、クラウドサービスを利用したサービスについては、要望通り実施しているとの回答が出された。

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