業界記事
松之山きのこが新工場を建設 施工は高橋組が受注
2018-06-07
【十日町市】きのこの製造・販売を手掛ける松之山きのこ(高橋孝幸社長、十日町市松之山新山358-1)は、十日町市がプロポーザル方式で公売に掛けていた旧中里養魚場(桔梗原字桔梗原亥277ほか)の敷地1万9120㎡を取得・活用し、新工場を建設する。施工は高橋組が受注し、今月20日に起工式を執り行う。12月下旬の完成予定で、現在は養魚センターの解体工事および造成工事が行われている。
新工場はS造平屋建て、床面積2385・43㎡(建築面積2539・63㎡)で、建設費は3億5000万円。
主な生産品目は「なめこ」で年間400tの生産量を見込む。工場増設に併せて、新たに従業員10人の雇用を予定している。
新工場建設を1期工事とし、2期工事も検討中。2期工事では、同じ敷地内に年間生産量1100t規模の工場建設を計画。1期、2期を合わせた概算事業費は24億円。
高橋社長は「新工場稼働後の状況を踏まえ、改めて2期工事の計画を練っていく」と話した。
十日町市は4月下旬から公募型プロポーザル方式により、敷地売却を公告。応募は同社からのみで、買受希望価格は、除却を必須としている養魚センター(S造2階建て、延べ床面積256・30㎡)の解体工事費を差し引いた1870万5600円。
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