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　新潟県立大学は簡易公募型プロポーザル方式で、新３号館（仮称）建設工事基本設計業務を公告した。主な参加資格は、新潟県内に主たる営業所がある１級建築士事務所など。20日まで参加表明書を受け付け、今月下旬に技術提案書の提出者を選定。５月24日旬まで技術提案書を受け付け、ヒアリング審査を実施。６月上旬に技術提案書を特定する。
　新学部の設置に伴い、新潟市東区海老ヶ瀬４７１地内で老朽化した３号館等の建て替えを計画。新３号館は、現在の第２体育館および階段教室棟を解体した跡地に建設し、ＲＣ、Ｓ、ＳＲＣ造のいずれかで、５～６階建て、延べ床面積６１６０㎡以内を想定する。新棟内には、大・中・小講義室や教員室、音楽室、教員研究室、学生ラウンジのほか、図書館は１号館Ａ棟の現図書館と回廊等でつなぎ、一体的な運用を図る。
　基本設計の履行期間は７月～12月まで。委託料は２７００万円を上限とする。２０１９年４月～11月に実施設計を進め、20年４月～21年12月で建設工事を行い、22年１月の供用開始を目指す。
　新学部として（仮称）国際経済学部国際経済学科を設置し、定員は１学年90人、収容定員３６０人とし、人間生活学部子ども学科も入学定員40人から50人に増員する。20年４月の開設を目指しており、当面は既存校舎や仮設校舎を活用しての開設を視野に入れる。
　解体する第２体育館と階段教室は、18年度中に解体設計に着手し、19年度に工事を実施。解体設計者は、新３号館の基本設計者の決定後に選定する見通し。また建て替えに伴い仮設施設をリースする方針で、18年度に設計、19年度中の工事と供用開始を予定する。
　県の当初予算では施設整備補助金３２６６万円が計上されている。