業界記事

工事額は合計約80億円/種苗管理施設など新築/本年度の県営繕課主要事業

2018-04-10

 県土木部営繕課は、2018年度の主要事業をまとめた。前年度からの繰越分を含め、工事額は80億4200万円。新築する生物工学研究所種苗管理施設(笠間市)および農業研究所貯蔵環境制御施設(水戸市)は、順調ならば今月末ごろに設計を委託し、夏ごろに工事を発注する。すでに設計をまとめている農業大学校実習棟兼直売所新築工事についても夏ごろに発注する。
 本年度の工事件数は、繰越分を含め教育庁財務課所管の「学校」が65件、それ以外の「一般」が111件。
 工事額は、学校が25億5600万円、一般が54億8600万円。総額は前年度に比べ1億300万円増加した。
 設計は繰り越しを含め104件で、前年度より47件減。委託額は3億4100万円で前年度比1億1900万円の増となった。
 農業総合センターの生物工学研究所では、種苗管理施設などの新築を計画。規模はS造平屋、約690㎡。農業研究所にはS造平屋、約600㎡の規模の貯蔵環境制御施設を新築する。どちらも3~4カ月程度の納期で実施設計をまとめ、その後、工事を発注する。
 農業大学校(茨城町)では実習棟兼直売所の新築工事に着手。実施設計は昨年度に㈱柴建築設計事務所(水戸市)へ委託。規模はW造平屋、約480㎡。実施設計発注時の委託費算出参考額は9141万8000円。工事発注は7月末~8月上旬ごろを想定している。
 このほか、カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)の屋根鉄骨修繕工事(第6~8期)などを行う。規模はRC造6階建て、廷べ8万5019㎡。
 また、建設中の県南地区特別支援学校(仮称)高等部棟増築工事、水戸聾学校寄宿舎宿泊棟改築工事は、本年度中の完成を目指して引き続き工事を進めていく。

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