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　新潟市中央区にある鳥屋野小学校の大規模化対応策を協議していた鳥屋野小学校地域検討会は、現鳥屋野小学校に校舎の増築を求める提言書の素案をまとめた。５月下旬にも市と教育委員会に対し要望を行う。
　鳥屋野小学校は、２００９年の現校舎供用開始時から全校児童数が90人増加。土地区画整理事業などによる宅地造成で今後も児童数が増加し教室不足が見込まれることから、現鳥屋野小学校での校舎増築案と旧鳥屋野小学校跡地での分離新設校整備案の検討を進めてきた。
　素案では、児童数の増加に伴う鳥屋野小学校の教育環境を崩さないよう、必要に応じて増築や改修を行うものとし、教室数、体育館や特別教室など十分な教育環境の確保や給食調理施設の改修、通学路の整備推進などを求めている。
　また増築や改修が完了するまでの間、仮設校舎の設置等を速やかに行い、地域と学校が連携した事業をこれまでと同様に行うことができるよう、会議室、多目的室、駐車場の確保等の環境整備に努めることを要望している。