業界記事

浄化槽の水質検査、項目見直しで効率化へ

2017-10-14

 県生活排水課は、浄化槽の検査項目を見直して効率化する考え。浄化槽の水質検査は毎年1回行われているもの。検査は長野県浄化槽協会が県指定機関として検査を実施している。効率化検査は2018年度から実施される。
 現在の検査は、浄化槽法第11条検査として行っている。検査項目が多く現場確認やデータ入力などに時間がかかるため、検査率は低い。15年度の県内浄化槽検査率は40.2%に留まる(県内浄化槽8万1149基のうち3万2624基で実施、全国平均は39.4%)。
 こうした状況を踏まえ、新たに浄化槽放流水のBOD(生物化学的酸素要求量)を測定する検査を導入することで効率化する。BOD検査により、現行84項目の検査は41項目に見直しとなり、現場確認時間は減る。省略した検査項目はBOD測定結果から推定できるという。またタブレットを導入することで、記録・入力時間を短縮する。
 効率化により、これまで1日7基程度だった検査基数は14基まで増やすことができる見通し。
(最終面に関連資料を掲載)

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