業界記事

全測連北陸が北陸地整と意見交換/地元受注機械拡大を

2017-10-14

 全国測量設計業協会連合会北陸地区協議会(山岸陽一会長)と北陸地方整備局は12日、新潟市のラマダホテル新潟で意見交換会を開催した=写真=。地元受注の拡大や安全費確保へ要望したほか、技術者単価などの引き上げはあらためて国土交通省に伝えることを確認した。


 意見交換会は公開で開催。総合評価(簡易特別型)による地元受注機会拡大に向けては、技術提案のみを評価するチャレンジ型の導入を要望。整備局は「試行状況や他の地方整備局の動向を考慮し検討したい」と回答。
 安全費の計上については、水域部で採用されていないことを訴えた。これに対し「河川は不明な点が多い。具体的には発注者と話し合えば変更できる。国交省にも伝えたい」と答えた。
 i-Constructionの情報共有や適切なアドバイスや最新の情報提供なども要望。整備局はICTについての意見交換会の開催を検討していることを示した。また、UAVや地上レーザースキャナによる3次元測量の積算基準を求める声もあがり「基準は制定されると思う。要望は国交省に伝えたい」と回答した。
 測量業務技術者単価と調査基準価格の引き上げについては、調査のさらなる協力を呼び掛けた。
 担い手確保・育成に向けては「早い段階から仕事内容などを伝えていく必要がある」などの提案を紹介。また、担い手確保・育成推進協議会を通じ引き続き進めていきたいとの意向も示した。

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