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穂足地区区画整理、楯無堰の長寿命化/新規事業化を承認

2017-10-14

 県の公共事業評価委員会が12日に開かれ、事前評価である経営体育成基盤整備事業の穂足地区(北杜市)と県営かんがい排水事業の楯無堰(北杜市、韮崎市、甲斐市)の新規事業化が妥当とした。穂足地区では区画整理47hを、楯無堰では、老朽化した水路2453m(開水路970m、トンネル1483m)の長寿命化対策を計画している。
 また、再評価事業である国道140号新山梨環状道路東部区間(Ⅰ期。1・6㎞)について、事業費を29億円増額し、20年度完成を目指して事業を継続することを承認した。
 新規事業化を目指す穂足地区(北杜市大豆生田、藤田、大蔵地内)は、須玉ICの北側(一部で南側、東側)で、須玉川と塩川に挟まれた区域。
 整備内容は区画整理47hで、全体を13工区に分けて計画する。着手年度は2018年度、完成見込みは24年度。総事業費は約13億2000万円。
 事業計画は、整備を希望し合意形成が得られた範囲で策定しており、地区内の代表者で構成する推進協議会を立ち上げ円滑な事業推進を図るなど事業の熟度は高いと判断。新規に事業実施することが承認された。
 楯無堰は、塩川の北杜市明野町を取水地点とし、韮崎市保坂町から甲斐市龍地付近の水田まで農業用水を供給している。整備から54年が経過し、特にトンネルや水路橋などの老朽化が著しいため、施設の機能診断や調査を早急に行い、施設の長寿命化を図ることを計画した。
 水路全体9114mのうち、2453mが対象。内訳は、開水路970m(1カ所)、トンネル1483m(4カ所=180m、400m、310m、593m)。事業着手年度は18年度、完成見込みは24年度。総事業費は約12億3000万円。
 事業計画は関係市および改良区と協議し、特に老朽化が著しい主要施設を整備対象とした。農業用水の安定供給のため早期着工の要望があり、事業化を計画した。
 国道140号新山梨環状道路・東部区間(甲府市西下条町~落合町)では、Ⅰ期区間の1・6㎞について、事業費を29億円増額し、126億円とする。内訳は、橋梁形式や規模の変更で11億円増、函渠工施工の仮設や補助工法などの変更で12億円増、地質調査結果により地盤改良などを行うため6億円増。
 用地取得は約82%まで進捗しており、20年度の完成を目指し事業費を増額して事業を継続することが承認された。
 計画見直し後の年度別の事業計画と事業費は次のとおり。
 ◆18年度=用地取得、橋梁工事、道路改良工事(32億円)
 ◆19年度=用地取得、橋梁工事、道路改良工事(33億円)
 ◆20年度=橋梁工事、道路改良工事(17億3300万円)

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