業界記事

砂防の工事現場を高校生23人が見学

2017-10-11

 北陸地方整備局湯沢砂防事務所は3日、砂防事業への理解を深めるため、高校生を対象とした砂防堰堤と工事現場の見学会を開催した。長野県下高井農林高等学校の2年生23人が集まったほか、同事務所からも若手女性技官2人が参加し、建設業界の魅力や事業の役割などについて生徒と交流した。
 当日は講義と見学・実習の2部構成で進められ、講義では同事務所中津川出張所の坂井等所長が砂防事業などの概要を説明。さらには、ミニ模型を使って砂防堰堤の働きを学ぶ実験も行われた。
 他方、見学・実習では栃川流域にある、上野原第2号砂防堰堤と上野原砂防堰堤を見学した後、現在工事が進められている中津川上流第1号砂防堰堤の現場へと移動。工事現場ではドローンによる撮影をはじめ、バックホウやダンプトラックの試乗、高圧洗浄機の使用体験、コンクリートの打設体験などが行われ、生徒たちは砂防事業に関する知識を深めたほか、工事現場での体験学習を通じ、建設業の魅力と技術の粋を学んだ。
【写真=高圧洗浄機を体験する生徒たち】

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