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　新潟県空調衛生工事業協会（金内義久会長）の経営委員会は２月24日、本年度の経営セミナーを新潟市内の新潟テルサで開いた。
　今回のテーマは「仕事の質を追い求める その対価を守る」で、中小企業診断士の江部誠一氏が約20人を前に、下請代金支払遅延等防止法（下請法）の概要や元下取引の事例紹介、価格交渉に必要なノウハウなどを伝授した。
　セミナーに先立ち、あいさつに立った同経営委員会の横山弘文担当理事が「価格交渉は、われわれにとって最も重要な点であり、それがうまくいかないと利益が出せない。本日はその利益を出すため、法規制を含めたノウハウを学んでいただく。長丁場となるが、しっかりと聴講してほしい」と呼びかけた。
　その後、講義へと移り、中小企業庁が作成した「価格交渉サポートハンドブック」に則り、下請法の適用範囲や価格交渉に必要なノウハウ、法令違反の恐れのある取引事例などを説明した。
【写真＝適正な価格交渉について理解を深めた】