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県犀川砂防事務所（柳瀬勝弘所長）は21日、本年度の若手技術者等所長表彰式を安曇野市内の同事務所内で開き、委託業務部門で受賞した稲越樹さん（アンドー）、木崎緑さん（アンドー）、三澤宏朗さん（北陽建設）の３人を表彰した。
冒頭のあいさつで柳瀬所長は受賞者に対し、「業務の効率化、成果品の向上に取り組んでいただいた。これからも技術の研鑽に励み各社の中核的な技術者となってほしい」と称えた。受賞した稲越さんは「ＣＩＭを取り入れようとイメージパースを作成し、24通りの提案をした。われわれの成果は担当者にはわかってもらえるが、このように皆さんにわかってもらえる場を提供していただき、感謝申し上げます」と述べると、木崎さんは「今後も知識を増やして経験を積んでいきたい」と決意を新たにした。２人が所属するアンドーの平林正守社長は「会社でも世代交代が進み、２人とも経験を積み重ね熟練の域に達しつつある。今回の表彰で意識換気し、今後の挑戦の励みにしてほしい」と今後の活躍に期待した。北陽建設の三澤さんは「今後の励みになり仕事のやりがいにもつながり感謝している。これらかも技術力向上を図っていきたい」と述べると、三澤さんが所属する北陽建設の曽根原好幸専務は「土木に関わる技術者は多くの経験を重ねて一人前になっていくと思っている。このような形で表彰していただくことはやりがいと自信につながっていく。外部から評価していただくことは大変ありがたく感謝している。さらに県の優良技術者表彰を受賞できるまで上り詰めてほしい」と期待を込めた。

【写真＝受賞者を中心に記念撮影】