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整備計画を市長に答申 保育園等施設整備審議会
2016-10-28
村上市が計画する「第2次村上市保育園等施設整備計画(案)」がまとまり26日、村上市保育園等施設整備計画審議会の仲真人委員長(新潟青陵大学短期大学部幼児教育学科准教授)が高橋邦芳市長に答申を行った。
仲真人会長は「子育てのしやすさが人口増加につながり暮らしやすい町づくりになるよう、保育の質の向上、運営の面においても計画を進めてもらいたい」と要請。
高橋市長は「子育て世代のニーズに応えられる行政サービスを行うため、止めることなく前にしっかり進めていきたい」と応えた。
整備計画案のうちハード面では、村上地区においては老朽化が著しい3園▽第一▽第二▽山居-の統合を計画し、新設保育園の設置や未満児に特化した施設整備を検討。また統合にあたり指定管理者制度導入による公設民営化に取り組むとした。
さらに岩船保育園については外壁等老朽化が進んでいることから、大規模改修を検討する。
荒川地区においては、金屋保育園の外壁等の老朽化が進んでいることから状況に応じて大規模改修を進めるとした。
朝日地区では、塩野町保育園、三面保育園において入園児童数が減少していることから2017
年4月に塩野町保育園を猿沢保育園に、三面保育園を舘腰保育園に統合。継続する▽館腰保育園▽高南保育園▽猿沢保育園-の3園については老朽化に応じて大規模改修を検討するとした。山北地区は、山北にじいろ保育園と山北あおぞら保育園との統合を検討する方針。
計画期間は17年度~21年度までの5年間。市では答申を基に年次計画を作成し、今後の社会情勢などを的確に把握しながら計画を進めていく。
【写真=整備計画案を市長に答申】
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