業界記事

農用地の土地利用など/まちづくり調査委託へ/新松戸地域

2016-08-30

 松戸市政策推進課は、新松戸地域のまちづくりに関する調査を公募型プロポーザルで委託する。隣接する流山市木地区の急激な発展等を考慮し、同地域が今後もまちの活気を継続し、魅力ある地域として定住や転入を促進していくために、七右衛門新田等の農用地や新松戸クリーンセンター跡地を活用した将来的な土地利用など、新たな施策を検討する。9月26日に応募書類の提出を締め切り、10月5日のプレゼンテーション・ヒアリング審査を経て同7日に選定結果を通知する。
 参加資格は、過去10年間(2006~15年度)において、地域の現況分析、道路ネットワーク構築に向けた基礎調査、商圏調査、農用地等の土地利用調査等の業務契約を自治体との間で締結した実績を有することなど。委託期間は2017年3月24日まで。委託料は1200万円(消費税を含む)を上限とする。
 業務内容は、①地域の現況分析②道路ネットワーク構築に向けた基礎調査③商圏の活性化調査④七右衛門新田等の農用地の現況等調査⑤地域の特性と課題の明確化⑥庁内検討会等に係る資料作成等。
 道路ネットワーク構築に向けた基礎調査では、新松戸駅周辺の課題の提示と施策の方向性(駐輪場、駅東西の連絡等)、公共交通網の変化による人や物の流れの変化、新松戸地区と南流山地区の交通網の課題の提示と施策の方向性等を検討。
 また、商圏の活性化調査では、隣接する流山市木地区での土地区画整理事業等に伴う大型店、地元商店街及び住民の購買行動への影響調査や、流山市から市内商業施設・商店街への誘導についての可能性調査等を実施する。
 七右衛門新田等の農用地の現況等調査では、新たな宅地開発、雇用促進のための工業団地等の設置、商業振興へとつながる大型商業施設の誘致、農業の継続性を確保するための農地保全など、様々な視点から農業従事者の意向を把握した上で、「周辺環境の変化に伴う現況の課題の抽出」「将来的な土地利用についての要望の抽出」「新松戸クリーンセンターの跡地利用に係る要望の抽出」といった観点から、将来的な土地利用の方向性を検討する。

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