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　建設業振興基金は、9月11日に行った2022年度上期建設業経理士検定試験の合格者を発表した。合格者数は、1級の財務諸表が357人で合格率21・1％、財務分析が605人で合格率44・5％、原価計算が285人で合格率15・2％。2級は2993人が合格し、合格率は33・8％だった。上期の延べ受験者数は1万3763人で、前年比で775人減少した。

　1級の合格延べ人数1247人の内訳は、男性706人（56・6％）、女性541人（43・4％）。1級合格者（3科目取得）は361人で、累計は2万8842人となった。2級の合格者は男性1041人（34・8％）、女性1952人（65・2％）で、2級合格者の累計は33万5967人。

　1級・2級ともに合格者が減少した結果、女性の合格者数は減っているものの、合格者に占める女性の割合はいずれも増加している。

　来年3月12日に実施する、22年度下期の建設業経理検定試験（1級財務諸表、1級財務分析、1級原価計算、2級、3級、4級）の申込期間は12月16日まで。来年5月12日に合格者を発表する。