7月3日に全国59会場で行われた2016年二級建築士試験「学科の試験」の合格者を都道府県知事が決定し、23日に発表された。実受験者数2万57人のうち、8488人が合格。合格率は42・3%となった。昨年と比べて10ポイント以上合格率が伸びている。
合格基準点は100点満点中、建築計画、建築法規、建築構造、建築施工の各科目13点および総得点60点。
合格者の男女比は男が70・3%、女が29・7%。年齢別では24歳以下が46・9%と大半を占めたが、平均年齢は28・6歳だった。
合格者を対象に9月11日に設計製図の試験を行い、12月1日に合格者を発表する予定だ。
なお、同試験は全国47都道府県の指定試験機関である建築技術教育普及センターが実施している。